iPadproで描いた 永濱利廣さんの似顔絵。
第一生命経済研究所の永濱利廣さんが年金に関していいことをお話しされていたので描いた。老後資金問題も少し話題になっているし。
永濱さんのコメントは次の通り。
- 基礎年金(以下年金)原資の半分は税金なんだから、年金を支払わないと原資の部分(税金部分)だけ生きている間延々に支払い続け、年金はもらえないことになる。それだったら年金は払った方がいい。
という内容。
ほぼ同意。微妙に違うのは、
- 80歳位以上まで生きたとして(受給期間が15年とかそれ以上あったとして)。
- 払わないよりも支払った方が損する額を減らせる。
という感じ。
ただし
- 年金をもらう前 or 年金受給開始後直後に死んでしまうとやっぱり損になる。
- そもそも受給開始年齢や支払額、受給額等がこの先変わるとも言われているので、年金を支払った方が損するリスクを減らせる可能性があるというのも弱くなってきている。
けど。
&
そもそも現時点で年金を支払うと生活が絶対に成り立たないなら、諸々の話は別。
年金支払うために体がボロボロになって結果短命で終わるっていうのは、支払う側としては本末転倒。
あとサラリーマン等だと基礎年金部分を自動的に徴収されるのはよくないとかはまた違う話ということでここでは触れない。
何年に一度かテレビで年金問題を大々的に扱う期間があるけど、この辺を絡めて伝えることが少ないので書いた。
年金に関しては
- その考え方、価値観を変える。
or
or
- あと50年くらいすればほぼ自然解決しているであろう。
と思っている。
それと老後資金2000万円問題に関してはいくつか誤解があるようなのでついでに記載。
- 一人当たり2000万円(夫婦なら4000万)ではない。夫婦で2000万。会社員公務員の独身なら一人1500万とか?
- 老後どちらかというと豊かな生活を送るためには、という前提。だったはず。
- 退職金などを含めての金額。退職金以外で現金、有価証券資産で2000万必要ということではない。
なので、テレビ等で2000万円で騒いでいるほど、そう心配しなくてもいいのかもしれないと少し思う。
年金制度が今後大きく変わらなければ&また長期不況が起きたりしなければのはなしだけど。。。